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NonPlayerCharacters

――人には統制が必要だ。かつては神の名による、そして王侯による、今では権力による。
リヒシュタイン・ネルベルク[防衛機動軍大尉]
防衛機動軍に所属する幹部士官。戦術眼は確かで、実績も華々しい。ただ、政治的には強硬なタカ派として知られ、「統制の獅子」の異名をとる。ガンドール計画の最高責任者なのだが……

――不正と欺瞞。馴れ合いと妥協。その真実を知っていても、人はシティに頼るしかない。ならば、私はシティを守り、人を守る。
マジョリー・ミルフィード[防衛機動軍少尉]
攻撃・支援・防衛、あらゆる戦術行動においてソツの無い手腕と実績を持つ防衛機動軍幹部。特に、アウター・サヴェッジからのシティ防衛作戦で幾度と無く功績を上げる。防衛機動軍では珍しい女性士官であることも手伝い、「赤き盾」の異名で呼ばれることも。政治的には中庸で、リヒシュタインとはソリが合わないと噂されている。

――技術だ。常闇を打破する技術。それこそが、人を人たらしめる希望であり光。
Dr.ヒルマン[防衛機動軍技術大尉]
ガンドール計画の技術面でのトップに立つ防衛機動軍特別士官。本作戦において特別に階級を与えてくれたリヒシュタインに従っている。それ以前は特に目立った功績を上げているわけでもなく、どちらかと言えば奇人の類とみなされていたようだが……

――捨ててきた。何もかも。だから、怖くは無い。
レイ・C・C・グーラン[防衛機動軍特務部隊「ガンドール」隊員]
ガンドール計画8番目の被検体。暗殺された上院議員リチャード・グーランの忘れ形見。ガンドールとしては高火力・重装備型に改造されており、他のガンドールでも持て余す88mm短高射砲をも使いこなす。

――ただ日々を無事に過ごすことが、こんなにも嬉しいんです。
リィ・メイファ[防衛機動軍食堂勤務]
生計を立てるため防衛機動軍食堂に勤務するC級市民の女の子。戦死した兄のコネで仕事にありついてはいるものの生活は厳しく、より給料の良い幹部食堂で働けないものかと思っているらしい。

――過去が欲しければ、足を踏み出すな。一歩も。踏み出すのなら諦めろ。全てを。
J7[エージェント]
上院直属の諜報員。特に単独行動・独断行動が目立ち、上層部から受けはあまり良くない。しかし、群を抜いて優秀であることも事実で、汚れ仕事や特殊任務に充てるには重宝がられている。その経歴は、不明なところが多い。

――助力が欲しいかね?くれてやるよ。無論、対価は頂くが。
カール・ロハルト・クナップシュタイン[KS財団当主]
ブロッサム・シティの経済を牛耳るクナップシュタイン財団当主。若過ぎる当主就任に関し黒い噂は絶えないが、すこぶる優秀な企業家であることは確か。実にコーポレイトらしいシビアな一面を持つかと思えば、突然周囲が理解に苦しむ温情を発揮したりもする。支離滅裂な二面性を持つ人物だと言われているが……

――真実が奈辺にあるか、それは問題ではない。納得できるか否か、それが重要だ。
"見えざる刃"ジン[レジスタンス首領]
反体制レジスタンスの首領。剣術の達人であり、冷徹な戦術家でもある。シティ議会打倒・防衛機動軍打倒に執念を燃やす。

――哀しんでおきなさい。哀しめるうちに。心が死なないように。
シルビア・ヒュードリック[レジスタンス参謀]
ジンの知恵袋と目されるレジスタンス参謀。副首領も兼ねる。戦闘能力は十人並みだが、その知略は幾度と無く防衛機動軍を出し抜いてきた実績が示す通りである。過去について、あまり喋りたがらないらしい。

――死ぬんじゃないよ。何があっても。あたしゃ、死体は見飽きてるんだ。
クリス・スタックウィル[レジスタンス実戦隊長]
ジンの懐刀と言われているレジスタンスの戦士。慎重にして大胆な行動と烈火のごとき陣頭指揮、それに赤毛の女というところから、防衛機動軍のミルフィードと対比される。

――やり直すには遅すぎる。諦めるには早すぎる。人生なんて、そんなモンじゃないのかい?
D.B.[トラブルシューター]
正体不明のトラブルシューター。もちろん、市民ではない。副脳及び左腕をサイボーグ化しており、単独での戦闘能力は大抵の軍人を凌駕する(さすがにガンドールと比べると大幅に見劣りするが)。クライアントとモメ事を起こす悪癖があり、腕がたつ割に信頼は低い。

――まあ、せいぜい頑張って稼いでよね。私の口座を潤すために、さ。
フクロウ[ネットダイバー]
D.B.に便宜を図るネットダイバーの情報屋。正体・経歴一切不明。D.B.ですら、サイバー空間以外で会った事は無い。気に入った要件なら無茶な要求を格安で引き受けてくれる気の良い面がある。彼女ほどの腕なら評判がたってもよさそうなものだが、不思議とサイバー空間での噂には上らない。やや口が悪い。

――オレは、ただ約束を果たしたい。自分自身に誓った約束を。それだけなんだ。
タクヤ・オオガミ[???]
参加者が1人もいなかったときのためのプレロールドキャラクター。レイの父リチャード・グーランとは歳の離れた良き友人であったらしい。